雪、白い宇宙の静けさ

日常生活におけるどんな音も、耐えられない沈黙の重さから私たちを解放してくれるという意味では役に立つ。とりあえずテレビをつける。ラジオを鳴らす。CDをかける。

音が沈黙を食べてくれてひと安心かもしれないが、麻痺をうながす豊かさにおぼれかけた状態でもある。逆の価値観に触れてみてもいい時期だ。 つづきを読む “雪、白い宇宙の静けさ”

ミツバチの事情

身近に養蜂家の知り合いがいれば、ハチミツに興味を持った人間が最初にとる行動は、その人に対してこうお願いすることかもしれない。「ハチミツをつくっているところを見せてください」。

しかしそんなお願いをしようものなら、「私たちがハチミツをつくっているわけではないですよ」と、真顔で返されてしまうのがオチだろう。ハチミツをつくっているのは養蜂家ではなく、ミツバチなのである。 つづきを読む “ミツバチの事情”