3月の甘み、春の苦み

5月や6月は、なんだか湿っぽい緑。7月は太陽の黄色い日差し。10月は稲穂の黄金色で、1月はまっしろな雪原、というように、それぞれの月の語感は、その月を代表する印象的なモチーフや色彩と、分かちがたく結びついている。

「3月」という言葉の響きからは、色というよりも、味を感じる。 つづきを読む “3月の甘み、春の苦み”