「水の町」としての西和賀

作家であり飛行機の操縦士でもあったサン=テグジュペリは、1935年、リビアの砂漠に墜落して5日間の遭難を経験した。のちに『星の王子様』を生み出すきっかけになったといわれるこの出来事は、彼のエッセイ集『人間の土地』のなかでリアルに綴られ、世界中の読者に“乾き”の何たるかを想像させた。 つづきを読む “「水の町」としての西和賀”

県内一の人口減少予測に向きあう

ある人が言った。「こどもたちがいた頃は、毎年、川尻小学校の昇降口の階段に家族みんなで座って、錦秋湖から打ち上がる花火を見たもんだった。水中花火は見られないけど、空にあがる花火はよく見えた。私たちにはそれで十分だったのよ。子育てを終えたいまとなっては、わざわざ見にいく理由もなくなってしまったけど……」。 つづきを読む “県内一の人口減少予測に向きあう”

隠れた名所「水のカーテン」

ヨーロッパのある世界遺産をたずねたとき、その入り口の素っ気なさに、田舎特有の粗放さを感じてほほえましく思ったことがある。仮にも世界遺産となっているところで、ここまで来訪者を惑わせておいて平気でいられる根性に、感心さえしたものである。 つづきを読む “隠れた名所「水のカーテン」”